某引っ越しやさんで1ヶ月アルバイトをして
4月どこか短期のバイトはないものかと探した挙句、
「そうだ、春といえば引っ越しシーズン!引っ越し屋さんになろう」
と軽い気持ちで、1ヶ月お世話になりました。
女なので、引っ越し当日の現場仕事ではなく、基本は梱包のお仕事をさせていただき、梱包のない日は事務所のお仕事をお手伝いさせていただきました。
所謂、民間企業で働くのは初めての経験でしたが、上下関係が本当にきっちりとしていて、今までなんて気楽に働いていたのだろうと思い知らされました。特に気になったのは「挨拶」
他の企業がどのようかは分かりませんが、ここでは出勤時、退勤時それぞれ事務所のスタッフ全員に対して個別に挨拶をします。事務所に入って「おはようございます。」といい、すでに出勤されている社員さんの目の前まで行って向かい合ってお互いに挨拶をします。
10人いたら10人同様に。
初めは毎日大変だなぁと思いました。
そのうちなんで毎日続けているんだろうと考えました。
正解は分かりませんが、私なりに2つの結論が出ました。
①コミュニケーションのきっかけづくり
どの社員同士も1日につき基本的に2回は面と向かって顔を合わせるので、必然的に話す機会ができる。
円滑なコミュニケーションが仕事の効率や職場の雰囲気を良くする。
②表情を読むトレーニングになる
毎日顔を合わせるので、相手の気持ちや体調などの変化に気づきやすい。
特に現場は体力勝負なので、体調不良に気づき、気にかけることは、管理職にとっては特に重要と思われる。
また、相手の変化に気づき、気配りができることは、お客様に対する接客や営業にもつながる。
なんだ普通じゃんと思われる方も多いでしょう。
でも、子供に挨拶を指導していてもたどり着かなかった意味に出会えた気がしました。
・挨拶したら、相手も自分も気持ちがよくなるから。
・社会人として必要だから。
そうなんだけど、しっくりこなかった。
抽象を具体に。
どんな経験も感じて、考えることに意味がある。
勉強させていただいた1ヶ月に感謝。
Merci beaucoup.