故郷とは
3ヶ月ものながーいバカンス。
日本では考えられないような余暇。
任国外旅行に行きました。
モロッコという国は、
ある角度では先進国、
ある角度では途上国。
といってもカメルーンよりは遥かに進んでいました。
約20日離れて帰ってきた任地。
正直こんなに長い旅行は初めてで、
体力的に疲れていたけれど、
大家さん一家に会って、一緒にご飯を食べた瞬間、
ほっとしました。
日本に一時帰国した隊員や任国外旅行に行った隊員は
「帰りたくない」と思ったと言うけれど、
やっぱりモロッコはただの旅行先でしかなくて、
カメルーンは、エゼカは、帰りたい場所になってると
気づかされた。
故郷ってなんだろうと
ふと考えたときに
一番に思いつくのは
家族だ。
帰りたいと思えるのは
そこに家族と思える人がいるからだろう。
いつ何時でも、自分を受け入れてくれる人たちが
日本からこんなにも離れたところにいるとは
なんと価値あることだろう。
故郷とは自分のルーツだと聞いたこともある。
親兄弟はもちろんそうだが、
ここにいる家族同然の人たちは、
血は交わることは決してないけれど、
きっと私の血となり、肉となり、
私の体の一部になっている。
私の家族。私の故郷。
私の帰る場所。
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